Galette des rois (ガレットデロワ)
少し前になりますが、
1/6はキリスト教の公現祭(Épiphanie)。
東方の三博士がキリスト教を拝むためにやってきた日とされています。
この日に食べるのがgalette des rois(ガレットデロワ)という伝統菓子で、
この日が近くなると町中のパン屋、ケーキ屋、スーパーでたくさん売られます。
フランジパーヌというアーモンドクリームが入ったシンプルなパイ菓子ですが、このお菓子の最大の特徴は、
中にフェーブという陶器の人形が隠されていて、
切り分けて食べた中にフェーブを見つけた人はその年1年間幸運になると言われています👑
いかにも子供達が喜びそうなイベント😆
この時期、本当にたくさんのお店で売られているのでどこにしようか迷ったのですが…
美味しいパン屋は美味しいガレットデロワを作っているに違いない
ということで、我が家のNo. 1パン屋さん『Maison Barat』で買うことに。
お店にある一番小さいサイズ(5人用)を買いましたがそれでも結構なボリューム感。
大きいのでお値段も24.9€と少しお高め。
断面はこんな感じ。
サクサクパイ生地の中にしっとりフランジパーヌが詰まっています。
これを八等分して家族で分けて食べましたが、
誰もあたらず、王様決定戦の勝敗は翌日に持ち越し。
翌日、フェーブを手にしたのは…
去年も王様になった長男でした。
そしてフェーブも彼の大好きな車🚗
本来なら、1/6に食べるガレットデロワですが、1/6以降も多くのお店で売られています。
1月いっぱい売っているというお店もあるみたい。
王様決定戦から数日経ったある日、
6歳の娘が突然、2年連続でフェーブが当たった弟を羨ましがり、悲しそうにしていたので、
第二ラウンドを開催することに。
朝パン活中の夫がパン屋さんで見つけ買ってきてくれたのがこちら。
Boulangerie Gâteau のガレットデロワ(16€/4人分)
上に載っているパイ生地はbaratのよりも平たく断面はミルフィーユのようにギュッと詰まったような印象。
食べるとパイ生地部分はバターが染み込んでいて、ジュワッとしました。
中のフランジパーヌはアーモンド風味が強め。
(もしかしたらアマレットをつかっている?)
パイ生地のサクサク感はbaratの方が強めかな。
というわけで、問題のフェーブですが、カット中の包丁にガツンと当たったので、
そのまま不自然に切れ込みの入った部分を娘のお皿へ。
何も疑いもなく食べ始めた娘は、フェーブを見つけると大喜び‼️
買ってよかったと心底思った瞬間でした😅
ちなみにフェーブはイモ虫ちゃん。
正直、食べる前はガレットデロワにそんなに期待してなかったんです。
見た目地味だし、味も飽きそうだし、どこも一緒でしょ。
なんて思っていましたが、
いやはや、食べる手が止まらない。
びっくりなおいしさでした😳
しかし、バターたっぷり、アーモンドクリームずっしりのこのお菓子、
高カロリーなのは間違いないです🥧
食べた後の腹持ち度合いはなかなかの物でした😅
というわけで、我が家的には2個で充分!
我が家の王様と女王様が健やかに楽しく1年過ごせますように‼️